今回はSchaumburgにあるタイ料理レストラン『Dan Thai』に行ってきました。

数々のカラフルな熱帯魚が飼われていて南国の美しさを感じる店内は、タイの絵画が随所に飾られ、民族音楽表が静かに流れています。

まずはアペタイザーとしてSatay とBeef Saladをオーダー。Satayはチキンや豆腐、そしてシュリンプから選ぶ事ができるのですが、今回はチキンにしました。カレーに軽くマリネされたチキンはとても柔らかで、塩味も濃くないのが良かったです。焼き方もちょうど良く、脂っこくなくてジューシー。きれいなキツネ色で、香ばしさも伝わってきます。ピーナッツソースは、ジンジャーの香りがするタイプはちょっと珍しく、辛味も後からほんのり感じる程度。甘みも控えめでべっとりしていないのが好評でした。濃厚すぎなくてさっぱり、あっさりしている特徴のあるソースでした。

Beef Saladは、大きなままのレタスが添えられてくる珍しいタイプです。さっぱりしたビーフは赤身の部分で柔らかく、焼きたての香ばしさが引き立っています。ドレッシングは、あまり酸味が強めではないマイルドタイプでした。シラントロの香りが爽やかなアクセントとなっていて、辛味もあとから追いかけてきます。野菜よりもお肉の量がずっと多かったので、サラダというよりも立派なメインになりそうです。

ヌードルスープからはChicken Noodle Soupをチョイス。一口すすれば、鶏ガラの優しい旨みが鼻にぬけホッとするスープです。目には見えませんが、湯気にのって漂うフライドガーリックの香りが食欲をそそります。淡白なチキンはクセがなく、シャキシャキしたもやしも良いアクセントです。細めの麺の口当たりが良いので、あっさりしたスープ感覚で頂けます。お好みでスパイシーソースを入れて、途中からはまた違う味を楽しむのも良いでしょう。

タイ料理と言えばやっぱりGreen Curry！このお店ではチキン、ビーフ、豆腐、べジタブル、そしてシュリンプから選べるのですが、今回はシュリンプにトライ。一口目は、濃くのあるココナッツミルクの甘みを強く感じたのでマイルドタイプかと思ったのですが、後から辛さがやってきます。濃厚なコクの中にバジルのアクセントもきいていて飽きずに食べられますが、ナスがタイナスでなかったのがちょっと残念でした。

さらにもう一品、Basil Catfishにも挑戦しました。こちらは辛さを調節できるのでスパイシーにしてみました。キャットフィッシュ（なまず）は一口サイズで食べやすく、とても香ばしく揚がっています。全く臭みがなく、淡白な白身魚で、ガーリックの香りと、火を通しているのでさらに香りが際立つバジルとも相性はばっちり。濃厚なタレとからんでご飯がすすみます。野菜もシャキシャキとしていて、彩りも美しい一品でした。

カレーに軽くマリネされたチキン	ボリューム満点ビーフサラダ	鶏ガラの優しい旨みがおいしいチキンスープ
濃厚なコクのグリーンカレー	バジルと相性ばっちりなキャットフィッシュ	南国の美しさを感じる店内