海外と日本の報道内容の食い違い？

地震・放射能に関するニュースが日本内のそれとアメリカを含む海外とのそれで内容が食い違うという事をアメリカ人の人に指摘されました。
みなさんはどのようにお考えですか？
パニックを想定して、抑え気味に報道している感はあるのですが。どうなんでしょうか？
年老いた両親が日本におり、こちらへ呼び寄せたい気持ちもあるのですが・・・・
日本の報道だと、”大丈夫だと思う”とのん気に構えているので（両親も、ですが友人や親戚関係も）
少し心配になってしまいます。
過剰に反応するのはもちろん良くないのでしょうが、現実問題、目に見えない放射能・・・どうなのかな・・・・・

下のような記事を読むと、東京あたりに住んでいる人なら、放射能の心配より、たばこを辞めろと思わされるわけですが・・。

[astand.asahi.com]

今回のように一度に４基もの原発が迷走中で、長期にわたり放射性物質をまき散らすというのは、未曾有なことですし、短期的な解決策も見当たらない中で、専門家の意見というのもバラバラで、どれを信じていいのかって感じですよね。だからとりあえず、政府の言うことを信じようかって、日本の皆さんは思ってるのではないでしょうか。政治家も皇室も、東京から逃げ出し始めたら、話は別でしょうけどね、幾ら安全だって宣伝しても。

今は巨大な人体実験中で、３，４０年後に、人類の貴重なデーターとして、結果が取り扱われることになるのかも。ま、人類が存在し続けていればの話ですが。

ちょっと投げやり風に上の文章を書いてしまって、ごめんなさい。

私も、親・兄弟・親戚・友達が関東地方にいる身、非常に心配しています。
こちらの報道を見聞きしていれば、もう、いてもたってもいられず、狭い我が家だけど、
皆こっちに逃げておいでと言いたい気分です。

喉までその言葉が出掛かって、いや、不安を余計に煽るだけになってしまうと飲み込む。
言ってしまった人もいるけど、実際のところ、皆、仕事や家族やそれぞれの事情があって、
期限もわからないのに、即日本を離れられるわけでもない。
こっちの報道が必ずしも、いつも正しいわけではないとも思う。

それにしても、日本の報道があまりに大本営発表どおりなのは、いつもながら情けないです。
「新型」インフルエンザ騒動の時は、大はしゃぎの政府の発表どおり、いえ、それに輪をかけて
不安を煽って、日本中をパニックに陥れました。（それに比べて、アメリカの報道のなんと落ち着いていたことか。）
今回は、ま逆で、今の状態の危険性、最悪のシナリオを含めて、その対応の事まで、
独自に調査して報道してしかるべきだと思いますが、相変わらずの政府発表うのみと、
御用学者の放射能は「身体にすぐ危険のあるレベルではない」ご意見中心です。
（「すぐ危険はない」けど、このまま続けて浴びていたら、いつから危険になるんですか？　１ヶ月後ですか？半年後ですか？１０年後ですか？と、そういう学者には聞き返せと、広瀬隆さんが言っていました。レントゲンやＣＴスキャンの量と比べるな、あれは数秒の外部照射、放射性物質を体の中に取り込む内部被爆の可能性が考えられてない、とも。）


日本のマスコミの、住民の命に関わるような大事な事はすべて、政府発表そのまま、独自に頭も手も足も使わないという姿勢は
一貫していて、ある意味あっぱれではあります。そういう点では、戦前から一貫してるって、すごいことです。（勿論、皮肉です。）

1セントさんのお気持ちよくわかります。というか
私も同じような気持ちで気が狂いそうです。
日本政府がここまで酷い政府だったとは私も言葉を失いました。
こんな政府や首相を選んでしまった自分が情けなくて辛いです。

と、上を書いた直後になんですが、この記事は評価します。

「造血幹細胞採取は不要」と原子力安全委　作業員の命より政治的配慮か
[headlines.yahoo.co.jp]

原子力安全委とか、保安院とか、ちゃんちゃらおかしい、税金の無駄使いの役所。
だったら、お前達が、現場に行って作業せよ、と言いたい。

取り合えず、批判も何もなく、そのまま記事にしたのではないことは、評価したい、産経新聞。

経済産業省原子力安全・保安院がなぜ、税金の無駄使いかと疑問に思われる方、以下参照。

[www.youtube.com]
武田邦彦　中部大学教授のお話

[www.youtube.com]
２００８年、経済産業省原子力安全・保安院審議官の国会答弁

無駄遣いと言うか、役立たず、屑と言ってもいいレベル。自分達の身の安全と、保安のみ考えてる院。

津波は’天災’
原発事故は’人災’

結局、今海外にいる私達の任務は、可能な限りの知り合いに、早いとこ日本から逃げ出せ！
と言うことしかないのか・・・と、思ってしまう下の文章。

　　　　緊急研究　東海大地震「浜岡原発に迫る危機!」
　　　　[gendai.ismedia.jp]
　　
　　　　「IAEAの関係者が、『こんなプレートと活断層だらけの小さな国に、一体幾つの原発があるんだ。
　　　　それもトーキョーのすぐそばに作るなんて、日本人はクレージーなのか!』と嘆息していました」

地震や津波は仕方ない。私達の祖先は、ずっとこれと共存して、生活を営んできたのだから。
何度も何度も何度も大地震や津波の惨禍にあいながら、この、水が豊富で緑が豊かで、
自然・陸や海の幸に恵まれて、美しい日本列島での生活を守ってきたのだから。
復興出来る。いつものように、皆で力を合わせれば、必ず復興出来る。

でも、原発は違う。避けられた事故。無くて済んだはずの人災。作らなければなかった悲劇。
金儲け第一で、人命や子孫に残す大地と水と空気の尊さを、省みない人間が起こした惨劇。


東電には、大地震の際の従業員の為のマニュアルもなかった。
（東京ディズニーランドの爪の垢を煎じて飲むにも、値せず・・。）

　　　　福島第一原発 内部に残された作業員4人「衝撃の告白」　その時、何が!
　　　　[gendai.ismedia.jp]

絶対安全だと嘘を言い続けた為に、自分達もその嘘を信じてしまったのか。何の備えもなかった現代版タイタニック。

原発の耐震性なんて、直下の地面が割れていったら、どれだけの意味があるのか。

現に４０メートル近い津波の歴史があるのに、１２メートル以上（って、具体的に何メートル？）なら、安全か？
それも、今までに作っておかなかった。これから、企画？　

　　　　東日本大震災　岩手・宮古市の漁港に押し寄せた津波の高さは約38メートル
　　　　[headlines.yahoo.co.jp]

　　　　２〜３年以内に防波壁設置計画　浜岡原発津波対策
　　　　[www.chunichi.co.jp]

東電会長は、地震の時は, マスコミＯＢと中国に接待旅行中。安全性確保ではなく、
マスコミ取り込みに心血を注いできた東電幹部の姿勢の象徴。そして、それに乗っかって、
恥じないマスごみ。

　　　　「東電情報隠し」の裏で進行する放射能汚染　〜その９〜
　　　　[tanakaryusaku.seesaa.net]

実際、このまま社会が変わらず、政府と電力会社とマスコミと官僚と御用学者の馴れ合いを許し、
「原発は安全」「東電は特別、うちの会社は違う。」「うちの原発は安全」宣伝を信じ、
ＭＯＸ燃料も使う既存の原発を存続させ続け、さらに増設を許すようでは、
そしてあの役立たずで無能で、態度だけでかい保安院なるものに権限を与え続けるようでは、
日本という国は、滅亡するに値します。

こんな住民を持たなければならなかった日本列島の為に、地球よ、泣いてくれ。

日本は武器としては核保有をしていません。
でも、諸外国に攻め入られたら、、、、自衛隊が自衛するよりも、原発だらけの国だとアピールするほうが強力武装かも。
核爆弾1発よりも怖い、原発だらけの国、日本。
日本は核武装しているようなものでは？（ちょっと横スレすみません！）

「疑問！！！教えてください」さん、

武装っていうか、時限爆弾を体に巻きつけて脅すテロリスト？
今危ない４基も含めて、爆発出来る原子炉５４基もあるよ〜、日本は怖いよ〜、って国際社会にアピールして、その「強さ」を誇示するわけですね。攻められたら自爆して、自国を人の住めない土地にするぞというのは、神風特攻隊を生んだ国にふさわしいやり方かも。誇り高い日本民族は、他国に攻め入られて支配されるよりは、自国を人の住めない土地にして、滅亡することを選ぶと。それに、他国をピンポイントで攻撃出来ないのは残念ながら、世界中に放射能を振りまいて、人類全体に復讐は出来ると。

ま、別に他国に攻め入られなくても、自滅と全人類復讐への道は、ただ今驀進中ですけどね。今回のことがなければ、さらに何基も増やす予定でいたんですから。頭狂っているとしか思えない。「日本には途中でやめる勇気がない」と、平井憲夫さんが書かれていましたが、太平洋戦争もそうでしたね。" Somebody, stop me !! " 　の世界。


国連あたりで、「放射能を垂れ流されて国際社会に迷惑になるので、プレートと活断層だらけの日本は、原発禁止。」という決議でも出されて強制されないと、日本は自分では、自滅に驀進するのを止められないのかなあ。