アメリカの会社で働く日本女性

アメリカの会社で働いている日本人の女性の皆さんが、どうやって頑張っているかを聞かせてください。

私自信、今の会社で１２年目です。プロジェクトマネージャーをしています。日本人の同僚はいなくて、同僚は白人がほとんどの部署です。その前は、日系の会社で働いていました。これは、私が日本人だから、という理由プラス私の性格もあるのでしょうが、アメリカ人と対等に仕事するには、かなり、自分の殻をやぶって、アメリカ人を演じている部分があります。皆さんはどうでしょうか？

私も15年ほどアメリカの会社で働いています。日本でも数年働いたことがありますが、アメリカの日系企業で働いたことはありません。

「アメリカ人を演じている部分」というのがなるほどなーと思いました。

今まで、いつも何らかの形で日本やアジアなどを含む国際業務に関わってきたので、なんとなく日本的なものを期待されてる部分があると同時に、アメリカ人とスムーズに仕事をしていくために必要なアサーティブな部分の両方がありますね。

私の場合は、逆に、アメリカでの仕事のやり方に慣れてしまったので、日本の方々と仕事をするときに必要以上に気を使ってしまう傾向があります。だから、どちらかと言うと日本人と接している自分が「演じている部分」なのかも、と思ってしまいました。

アメリカで仕事をしていて唯一いまだになじめないのは、「自分はこんなに仕事で成果をあげてますよ〜！！！」っていうような自己PR的な部分ですかね。上司、見りゃわかるでしょ、わかってちょうだいよ、と思ってしまうのは私だけでしょうか?

めるもさん

お返事ありがとうございます。

「上司、見りゃわかるでしょ」と私もいつも思うのですが、周りがみんな、「私はこんなに成果をてげていますよ〜」とアピールしているので、やはり声が大きければいいのか？という疑問はいつもあります。

私はアメリカで育ったわけではないので、毎日会社でも家でもずっと英語ですが、（だんなが日本語を話さないアメリカ人なので）やはり英語力では勝ち目はないので、自分らしさ、日本人らしさで勝負かな、と思ったりもしますがなかなか難しいですね。競争の激しい社会ですから。

日本とはまったく関係ない仕事なので、仕事上で日本人と接することはないのですが、もしそういうことがあったら、もしかしたら、私も「演じる」のかもしれませんね。。アメリカが長いほど、どれが自分なのか？と見失ってしまうのかも。。とちょっと考えさせられました。まぁ、そういうのも自分自身なのでしょうけれど。

興味深いトピですね。
私は逆に日本、または日本企業でで働いたことがないので、（日本でのバイト経験はたくさんありますが）日本的とかアメリカ的とかあまり意識したことないです。卒業後の初就職がこちらだったので、これしか知らないというのもありますが。職場は日本人は私一人ですがみんなが私に「日本人」として接することもないし、私も「アメリカ人を演じる」という事もありません。自分は自分、といった感じでしょうか？人種を意識するよりも能力や経験の違いが気になりますね。

演じたり・・・はありませんが。
自己アピール度がすごいですよね。私からすれば、たかが、3０分ちょっとの仕事を、大変だったけれど、自分の能力が高いから
こんなに早く終わったのよぉ〜・・・って感じに、話してるのはすごいなぁ〜って思いますし。
契約書に書いてない仕事を振られた時は、それは契約違反だ！みたいにアピールして、仕事をしないか、お金で済ませようとするあたり
・・・こういう所も、わたしには無理だ〜って所ですね。
とかいいつつ、私も随分と言いたいことは、はっきりと言うようになってますけどね。ははは〜〜〜。

面白い話題ですね〜。私も生活は９９％英語です。ランナーさんと同じく私も日本語を話さない夫がいます。企業で仕事をしているわけではありませんが、仕事はあります。もちろん使うのは英語のみ。
日本でもちろんバイトなどの経験がありますが、アメリカ帰りの自分はかなり頑張って普段使わない「日本人っぽさ」を演じましたよ。控えめに〜・・・。
日本にたまーに帰国すれば「日本人に合わせ、努力してます〜・・・」みたいな自分があり、「ウップス」とか友達の前でついつい言ってしまい、アメリカナイズを自慢してるみたい〜・・・のような目でみられたりとか。
アメリカでは、自己アピールするときは（しなきゃいけないとき）はここまでかってくらいアピールします。ですが、こんなとこはアピールしなくてもってとこは、日本人の控えめな自分が出てくる・・・・。
っと、こんな感じですかね？
今後、こちらで日本語を使ったビジネスがあるので、かなり心配しています。日本の方にどんな風にアピールするのかな〜私・・・。
かなり「演じ」が入ります・・・・・・。
舌も回らないし、、困ってます。

あくまでも私の考えですが、露骨な自己アピールが鼻につくような人は、エントリーレベルの仕事に就いている人の中に多く見受けるような気がします。　　ある程度のレベルで仕事をしていて、自分の評価基準を分かっている人からは、同僚が苦笑するようなおかしなことは、あまり聞かなかったような。

皆さんのレス、とても興味深いです。

自分が全部こなしたわけではなく、いろんな人と一緒に仕事をした結果であって、「私があげた業績」ではない場合に、「よくやったね〜」と言われた時に、「いえ、私だけでした仕事ではないので」なんて言っていたら、そういう時は、「私の業績です！」と言うもんだよ、なんて同僚に言われたりします。

こういう時、見ればわかるでしょう〜なんて思うけど、こういうのが、日本的なのかな、って自分自身思うのです。別に自分が「日本のいい考え方」を持っていると言っているわけではなのですよ。つまり、日本的控えめ、というのはアメリカの会社では、必ずしもいいと取られない、ということだと思います。少しずうずうしい位が認められるというか。。。

少し前に、社内の他の部署に移ろうか悩んでいたときに、だめもとで、「もうこの仕事についてずいぶん長くなるから昇格して欲しい」と言ったら上司があわてて昇格の手配をしてくれました。。。（こんなことが言えるようになった私もまぁ、アメリカが長くなったのかな、と思いますが。。）上司にもよるのでしょうが、「なんだ、もっと早く言ってみればよかった、なんて後で思いました。ちなみに、その時は、同じ部署にとどまりました。

> 露骨な自己アピールが鼻につくような人は、エントリーレベルの仕事

たしかに、誰彼なく自己アピールしてる人はエントリーレベルかもしれませんね。でも、マネジャーレベルの私の周りの人も、上司やその上の上司などに色々な形で主張してます。ほんと、感心します。感心してる場合じゃないんですけどね。

例えばウチの会社はいまMid Year Reviewの真っ最中なのですが、こういうときに、「自分はどんなに素晴らしい業績をあげたか」を延々と書かなければならないのがいまだに違和感あります。と言っても、普通のアメリカ人にとっては、普通の行為なんだと思いますが。

>そういう時は、「私の業績です！」と言うもんだよ

私もよく上司にそういう主張？をもっとして行かなくちゃと言われます。そこが日本の会社とは大きく違うような気がします。日本の会社って、誰か一人がヒーローになるような文化ではないですよね。時々自分でもアメリカ人並みに主張できたかな？なんて思ったときに限って、「めるもはいつもＣａｌｍでＱｕｉｅｔだから」とか言われて。ちょっとやりすぎくらいでアメリカ人平均みたいです。難しい。

ランナーさんはそういう葛藤を乗り越えて、昇格を勝ち取ったんですね。おめでとうございます。

日本語を使ったビジネスも、在米の日系企業だと、少しアメリカっぽい仕事の仕方でも問題ない場合が多いのですが、日本にある会社ですと、かなり気を使ってしまう自分がいます。そういうときに限って、会議中などに単語が出てこなくて、横文字になってしまったりして、「あーやっぱりアメリカナイズされてるとか思われてるんだろうなー」なんて凹んでいたりして。実際アメリカ長いので、アメリカナイズされててどこが悪い！と開き直れない小心者なんです。

米系企業で働いています。皆さんの周りはそんなにアピールばかりしているのですか？少し驚きです。

アメリカ人を演出した記憶もないし（でも上司にアメリカナイズしているといわれたことはありますが・・・、微妙な心境）、
職場は皆がコツコツ（ガツガツ）仕事をしているし、グループプロジェクトがある業種でもないので、
仕事を進めるにあたって周りの態度が鼻につくことも、少ないのかもしれません。

仕事上で人種を意識することもそんなにありません。（個人の域なら意識することありますよ！たとえば、
床を紙の切れ端などで散らかしておいて、どうしてかなぁと思うとき、私は日本人だなーと思います。）

私も、日本人の一人もいないところで働いて５年になりますが、各自が自分の仕事には責任をもっているし、ちゃんとやってあたりまえという感じなので、わざわざアピールすることもありませんねー。ヘルプが必要な時はみんな一緒になって助け合うし。。。
まぁ、Patient careなので、オフィスワークのみなさんとは環境が違うのかもしれません。

とりあえず自分らしくしていよーっと私は思ってます。

私は日本企業と米国企業の両方に働いたことがありますが、特に上司、マネージメントによってかなり会社というものが変わるものなんだなーと感じています。
だから単純に日本の会社、アメリカの会社という事で比べられるものじゃないと思う。
よく、日本企業とアメリカ企業どっちがいい？という話題になりますが
Dependｓ としかいいようがありません。　ただどちらにも共通する事だと思いますが、皆と一緒に上手くやっていける人が会社にとっては大事なんだなーと１５年近く働いて感じた事です。いくら頑張っていい成績をっといってもやっぱり皆と上手くできまなくてはダメなんです。逆に大して仕事できなくても社交や見せかけが上手であの人ずるいなーと感じることはあります。私はそれが苦手だからいつもソンをしているのはわかっていますのでこれからの努力課題です。

内気な日本人さん、本当にそうですね。サラリーマンは、結局皆とうまくやっていけないとだめですね。人間関係がとても大切なのは、どんな社会でも言えることですが。。。

私の働いている会社は、IT関係ですが、個々の競争が激しいので、やはりみんな、ぴりぴりしているところがあるのかな、と思います。１２年同じ会社にいると、他の会社がどんな環境なのか、わからないので、皆さんの投稿、とても興味深いです。

以前日系の会社で働いていた時は、日本から来たマネージャーたちが本社のやりかたの経営をしていたので、（当たり前なのでしょうが）日本的な仕事の仕方でしたね。日本人である私は、日本人、アメリカ人という見えない境界線がある中で、日本人側にいました。。。でも、今アメリカの会社で働いている中で、がんばれば実力を認められる環境にいることを考えると、やはり、その方が自分に向いているのかな、と思います。。。

ラ

皆さん頑張っていらっしゃるようですね。
私はアメリカ人の旦那を持つ３０代、スイス、ロンドン、アメリカにそれぞれの役割の本社のある金融企業のアメリカの投資業務本社で働いております。もともと金融畑を一直線できましたが、この企業に入社したのが７年前、まだ２０代半ばの頃にアシスタントとして入社しました。入ったばかりの頃は日本人が全くいない中でアメリカ人っぽくしないと焦りましたが、私は自他認める日本人の中の日本人のため（！）、ある時期から開き追って、自分らしく日本人であることを活かせればいいやと全く自分のやり方で頑張ってきました。仕事自体には自信があったので、自分がいいようにやれば大丈夫とどこかで信じていた気がします。

一緒に働く相手には私の考えを押し付けず、そのかわり私は日本人としてその良い所を行かした几帳面な仕事の仕方をしてきました。その結果、それまで０だった日本の金融機関との取引を獲得できるようになり今では会社の６０％の利益が日本からのものとなり、それに従って私も一年ごとに昇格し、今ではなんとロンドン、スイス、アメリカにそれぞれ部下を抱えるグローバルヘッドとなりました。もともとおっとりしたタイプであまりキャリアウーマンという感じではないので自分でもびっくりしてます。７年でアシスタントからグローバルヘッドまできてしまい給料も一番始めの年棒から約1５倍になりました。これがアメリカだな〜とこの面ではホントびっくりしてます。こんなことホントにあるんだなって。。おとなしい留学生の私と結婚したはずの普通〜のアメリカ人の夫もビックリしてます（笑）

そんな今でも私は私のペースでやってます。１００％自分の実力でビジネスを獲得した時も相変わらず“私はたいしたことしてない”って言ってますよ、余裕で。日本人らしく２４時間寝ている時以外はほとんど仕事してますが、部下たちには、私は日本人だからいいけど（笑）みんなはよく寝てよく遊びなさいよと言ってます。部下達は私を心配しながらも良く働いてくれてます。
日本でもアメリカでも欧州でもやっぱりどんなやり方しても自分を１００％出して精一杯頑張れば通じるんだなと最近ふと思ったりしてます。

皆さんのアメリカでの活躍ぶりを読んで、感激しました。
私も頑張らないといけないと思います。

ネコ さんのメッセージを読んで私もやる気になります。
現職はとことん日系の会社。英語を使うのが２０％ほどなので英語力がどんどん落ちています。しかもマネージメントは皆英語話せないし。

成功する人って「自分はこの業界でがんばるんだ！」と決めたらとことんそこを極める人ですよね。もちろん、合わないこともあるけれど
とりあえず２年はがんばって見極めも必要ですが。

今の会社でいやいや仕事をしていますが、とりあえず自分の職を極めてから辞めようと思っています。

皆さんの投稿を興味深く拝見しました。ネコさんの１５倍（！）とまでは行きませんが、頑張った分は評価してくれるのがアメリカの会社のすばらしいところだと思います。「日本人らしさ」、つまり誰にも流されることも無く「自分らしく」イキイキと仕事をしていこうと、改めて感じました。

ネコさんの業績ぶり、すばらしいですね。とても力づけられます。
自分を１００％出して一生懸命働けば通じるというお話、考えさせられました。アメリカの会社だからといって、アメリカ人を演ずることもないのですよね。仕事は内容なのですから。
明日からまた頑張って働きます。。
私も、もっと極めよう！となんだかやる気が出てきました。ありがとうございます。
「日本人らしさ」を大切にしながら、頑張ります。

ホント、アメリカで仕事ができるというのだけですごいと思います。皆さん自信を持って頑張りましょう！

日本企業で働いている方も、何気にオフィスにいる英語のあまりできない駐在員のおじさん達も皆さんその業界のことなどについては驚くほどの知識を持った方ばかりですよ。一度お昼などにでも一緒に行く機会をもらって色々聞いてみるといいですよ。あまりの知識に見方が全然変わってくると思いますよ。彼らの知識を認めて盗んでしまえば自分の知識も高まりますしね。

アメリカも日本もともに通じる、すばらしい考え方と働き方があると思います。
例えば、アメリカ人は、よく日本にいって、そのカスタマーサービスのすばらしさに感嘆しますが、その細やかさとお客様を大切にする心は日本の長所だと思います。またそれができる人はアメリカではお客を驚嘆させ、とりこにしてしまう力があると思います。そして日本人の、相手を理解しようとしてよく話を聞く、ということもアメリカ人をして心を動かされるものだと思います。(デールカーネギーの「人を動かす」は、傾聴能力の重要性を強調していたかと思います）

日本と日本人のすばらしさを思いっきりだしていけば、自分が自分らしくあり、また常日頃日本人が感心するアメリカ人の働き方を少しずつ学ぶようにしていけば、両国の文化で重宝される存在になっていけるのではないかな、と思います。

私はアメリカの企業で働き始めてから、20年近くなります。仕事は主人が転勤のつど 変わりましたが、今の会社では12年働いています。 アメリカ人の主人と結婚してから、早いもので 31年になります。 結婚後、 娘が小学校に入った頃、こちらの大学に入学して会計学を学び、卒業後はバージニア州でアメリカの公認会計士の資格をとって、ずっとその方面で仕事をしてます。 私の場合、会計学の基礎から公認会計士の資格を取るまで、英語だけの勉強でしたから、会計専門用語は日本語では出て来ません。今では、部下が6人いて、Assistant Comptroller に昇級してから3年が経ちました。 アメリカという所は、学歴、 資格、経験、そして 能力があれば、どんどん昇級出来る所です。 私は、どちらかというと、思ったことははっきり言う性格なので、こちらの仕事環境には、最初からすんなりと入っていけたと思います。 いつも思うんですが、私が ここまで 来れたのは、やはりアメリカにいたからこそです。 他民族を受け入れる器ができている国、そして実力主義にもとずいた社会だからこそ、今の自分があるのだと思います。